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画像処理

デジタルカメラで距離計測

複数画像を利用した3次元計測

2台のカメラで撮影した静止画像から、数百メートル先を3次元距離計測する研究を行っています。現在、50メートル先の2点間距離計測において1%以下の精度検証ができました。

まず、チェスボードを使用して、カメラ単体および、2台のカメラの位置関係の校正を行います。

各画像の対応点を指示し、距離の計測を行います。

下図のような2枚の画像から、1メートル間隔に置いた三角コーン間の距離を計測したところ、1%以下の誤差で計測できました。

研究担当

デジタルカメラで距離計測

A-Pro事業部 プロジェクトスーパーバイザー 板垣武彦

1995年、数学を活かせる職場として(株)アルモニコス入社。

入社より曲線・曲面処理・形状処理ライブラリの整備に関わり、形状処理を利用した各種アプリケーション開発・汎用CADカスタマイズに携わる。CV(ComputerVision)、物理モデル、有限要素法関連など分野を問わず数学を基にした開発にも従事。

趣味は、マラソン、読書、軽登山、プラモデル製作。マラソンは、100km/月を目標にし、週末は浜名湖周辺を15km~20kmランニング。冬季は、浜名湖からの暴力的な向かい風に耐え橋を渡りきることも楽しみにしている。フルマラソンでサブ4、ハーフマラソンで1時間40分切りが目標。

デジタルカメラで距離計測

※所属・肩書は記事掲載時のものであり、現在とは異なる場合があります。