活用例
開発製品検査をspGaugeで効率化! -株式会社タカギ様
株式会社タカギ様は、1961年5月にプラスチック中空成型機および金型の製造を手掛ける企業として創業されました。現在は家庭用園芸用品・家庭用浄水器・省エネ商品の開発・製造・販売・プラスチック射出成形加工・金型事業を展開されています。
タカギ様といえば浄水器や散水用品メーカーのイメージですが、金型こそが一貫生産体制を可能にする大切な技術と位置づけられています。製品の品質を高めるため、また成形時のロスを減らして製造効率を高めるために、1000分の1mmの精度を追求された金型製作に取り組まれています。

今回は製品開発時の検査業務に、弊社の検査ソフト「spGauge」がどのように活用されているか、お話を伺いました。
spGaugeを選定した理由
検査業務の効率化のため、2013年にアーム式非接触レーザースキャナーと共に「spGauge」を導入しました。その後、検査業務の強化のため、2018年と2020年にも追加でライセンスを導入しました。非接触測定データの検査用標準ツールとして、12年以上継続して使用しています。開発が多忙な時は3ライセンスでは不足するため、2022年6月以降は月単位のレンタルライセンスも追加し、多い時には8ライセンス使用しています。
弊社の製品検査では、製品CADデータと測定点群データの「位置合わせ」が重要です。一般的な誤差最小の位置合わせをする[ベストフィット]だけでなく、基準を指定した位置合わせが必要です。「spGauge」にはそれが可能となる様々な位置合わせ機能があったため、導入を決定しました。
spGaugeの活用状況
「spGauge」の[詳細位置合わせ]機能を用いて、さまざまな検査を行っています。例えば散水用品の樹脂部品を検査するときなどに活用しています。
非接触測定点群データとCADデータの位置合わせ例
[詳細位置合わせ]の設定手順
「spGauge」で製品CADデータの要素間の計算条件を設定すると、点群データから該当する要素が自動で抽出され、設定した条件に基づいて要素が計算されます。一度設定すれば、同様の検査について位置合わせまでを自動でできるようになります。
- [図形ツール]-[交点]
平面Aと円柱Bの軸との交点計算 - [図形ツール]-[基準線]-[基準面間交線]
平面Aと側面の平面C(平面D)との交線計算 - [図形ツール]-[点]-[2点中点]
2. の交線間で中点を計算 - [図形ツール]-[直線]-[垂線]
3. の中点と1. の交点で直線計算 - [統合位置合わせ]-[詳細位置合わせ]
1. の交点=原点、4. の直線=Z軸方向、平面A=XZ平面の条件を設定し、位置合わせを実行する。

非接触測定点群データとCADデータの検査例
①非接触測定点群データとCADデータの誤差をカラーマップ表示
誤差分布状態をヒストグラム表示
②断面位置での要素間の距離・角度を自動検査
③3D要素間の寸法を自動検査
spGaugeへの要望
「spGauge」の位置合わせ機能を使用することで、検査工数を大幅に削減できました。一方で、たくさんの位置合わせ機能があるので、どの機能を使えばいいか悩むこともあります。操作で困ったときの問い合わせには、いつも迅速にご対応いただけているので大変助かっていますが、今後はテクニック情報などの公開も希望します。よろしくお願いします。
株式会社タカギ
〒802-8540
福岡県北九州市小倉南区堀越413
Webサイト:https://www.takagi.co.jp/

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