自動車のドアパネルは複数のプレス部品で構成されます。部品間の隙間や干渉部位を検査するため、実物のプレス部品を組付けますが、準備や測定・集計に時間を費やします。

各プレス部品の非接触測定点群データとCADデータを利用することで、バーチャルに組付け、部品間の隙間や干渉部位を検出でき数値情報まで得ることができます。

形状検査で隙間や干渉部を検査

各プレス部品の測定データをCADデータに位置合わせします。

その後、位置合わせした測定データを形状検査（誤差カラーマップ）することにより、隙間や干渉部位を確認できます。

実物のプレス部品を組付けると、干渉部は強制的に合うため隙間が0mmとなり、干渉量を求めることはできません。データであれば干渉部が突き抜け、干渉量を数値として得ることができ、金型の修正量を把握することができます。